私が一戸建ての住宅を購入するまでの学童期からの家に対する思いと購入後の生活をお話します。転勤族のサラリーマンの家に生まれ育ちました。狭い木造の一階建て社宅の6人暮らしでした。それも一戸建てではなく大抵は2軒続きの長屋の社宅で、兄弟喧嘩をすると隣の家に壁を通して音が伝わるような社宅でした。風呂などもありませんでした。どこの家も同じような家ですから、風呂のないのが特別貧しい家などとの思いは抱きませんでした。若干、父の職場のポストによって家の大小の違いがありました。それもごく自然のこととして特に話題にもなりませんでした。
窓側の土地は花壇、野菜などを作る30坪位の広さがあり、隣の家との界が土地の境界でした。玄関側の土地は道路になっていて社宅に住む人だけしか通らないので遊び場でもありました。現在のように乗用車を持っている家はただの一軒もありません。人口一万人の町で車があるのは運送屋の車かごく限られた人しか持っていませんでした。こんな環境の育ちが、知らず知らずのうちに私が。
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